旅行券という名がついているので、旅行に行かない人には使い道がないようなイメージがずっとしていたし、送っても使ってもらえるかなあと言う気持ちがしていた。
実際に、夫の両親に送っても、私たちは旅行なんかしないか「ま。
いつか・・・のために取っておくわ」と言う感じだった。
けれど、遠くに住まう義母の妹にあたるひとが急に入院することになり、心配で駆けつけることとなったらしい。
その時、往復に新幹線の切符を買うためにそれを使うことができ大変助かったと言われた。
それを聞いた義母の妹である夫の叔母は、退院してからたまに義母あてに手紙と一緒にJTB旅行券を贈って、「また遊びに来て頂戴」と書いてくると聞いた。
すぐ来てほしいと言って切符を贈るほどでもなく、現金で交通費を渡すのも少しはばかられるが、都合がつけば会いに来てほしいという言葉を伝えるには、このやりかたはとてもよい方法ではないかなあと思っている。